33号 2010年[春]

33号 2010年[春]

何の変哲もない、簡素な家をつくる。
ふつうだけれど、正直で、丈夫な。
そして住みながら、暮らしに合わせて
少しずつ手を加え、家を育ててゆく。

特集

つくる、育てる、
簡素な家。


●実例

薪釜でパン焼く人の家/少しつくる、自在に暮らす。/大きな屋根の下に、働く土間と家族の場。


□家物語・暮らしの変化を受け止める、おおらかな木の家。
□実用講座・ハーフビルドのすすめ
□小屋づくりレッスン。
□自分でつくる菜園の小屋。


「手づくり」新聞

雑司が谷の"手創り"市/庭のシュロでつくる、布団たたき/つくばの「竹フェスタ」探訪/段ボールでつくる、子ども家具/間伐材を活かした木工キット/おばあちゃんの雑巾/煉瓦でつくるアーチ形ピザ窯/自然塗料を自分で塗る


特別企画

日々の食卓に「椀一式」

原 研哉×小泉 誠×滝村紀貴×西田恵一


連載

□Made in Poetry 33 「挽歌、AとBとCのための」詩・長田 弘
□新・暮らしの絵日記 9 「怠けた罰」 絵と文・大橋 歩
□僕の生活散歩 33 「舟」 文と絵・三谷龍二
□どこかにある 29 「なにもみないで世界地図を描く」 文・原 研哉
□今和次郎『日本の民家』再訪 8 「雪に埋もれる山の村の家・その後」 文・中谷礼仁
□家をつくるなら、近くの山の木で 32 特別編「対馬から日本の森林を考える。」
□手仕事を聞く 「籐細工」 小峰 尚 写真・池内功和
□名前のない道 5 「わたしの消失点」 文・赤木明登
□エネルギー探偵の時事談義 33 「世界同時不況とCO2」 文・槌屋治紀
□センス・オブ・プロポーション 33 「"無縁社会"を超えるもの」文・畔上圭子
□風土倶楽部のおすそわけ 17 「蜂蜜」文・朝田くに子 写真・鈴木 亮
□住むなんて、どうでもいいけど 2 文・松山 巖 写真・鈴木 亮