17号 2006年[春]

17号 2006年[春]
いい家ってなんだろうの解は一つではない。
家の本質、ありようを考えることから、始めたい。
その地に根づき、住み手に育てられ、ずっとそこにある家。
時間の価値をいま改めて見直します。

特集

いい家って
なんだろう。


静かな、美しい家。(神奈川県・鎌倉)
地域性が生きる家。(香川県・さぬき)
三十三年目の棲み家。(東京都・東村山)



実用講座

知的セルフビルドのすすめ。

僕たちのハーフビルド、進行中 (栃木県・那須高原)



特集

誠実なデザイン。

・バウハウスに学ぶ、良質な日用品。
・シェーカー様式に学ぶ、「手で考える」かたち。
・日々の暮らしを、心地よくするもの。



特別企画

中村好文と8人のクリエーターが 「ありそうで、なかったもの」をつくった。


赤木明登・塗師<座卓> 小泉誠・家具デザイナー<家具> 坂田敏子・デザイナー<小棚> 高橋みどり・スタイリスト<箱膳> 山口信博・グラフィックデザイナー<ステッキ> 中村好文・建築家<ベンチ> 前川秀樹・アーティスト<家具> 三谷龍二・工芸家<火鉢> 永見眞一・家具デザイナー<簪(かんざし)>



連載

街歩き術 1 降旗千賀子 旧道が語る、街の記憶 東京・中野
風土倶楽部のおすそわけ  文・朝田くに子 健やかなお茶
暮らしの絵日記 17 絵と文・大橋 歩
家をつくるなら、近くの山の木で 16 
センス・オブ・プロポーション 17 アスベスト禍の後にあるもの
怠けるヒント 4 文・松山巖